海べのたより~2025年2月号~

「南いよ風景かいどう」との交流

1月29日~30日で、愛媛県にある南いよ風景かいどうを訪問しました。

昨年度は国東に来訪していただきましたので、今年度はこちらから伺いました。

佐賀関港から三崎港に渡り、近くの二名津にある(株)うにまんじゅうの田村菓子舗や、名取地区の石垣に立ち寄ってから、大洲河川国道事務所を目指しました。

途中、道の駅佐多岬半島ミュージアムにも立ち寄りました。愛媛では至る所にブルーライン(自転車が走行する場所を示す道路上の線)やサイクルラック(主としてロードバイク等のサドルをかけておくもの)があり、やはりサイクル県だなと思いました。

大洲河川国道事務所では、南いよ風景かいどう協議会の方々からこれまでの取組についてお伺いし、意見交換をさせていただきました。南いよ風景かいどうでは、いくつかの団体がそれぞれの取組をされており、パートナーシップの活動が活発で素晴らしいと思いました。私たちのおおいた海べの道も、パートナーシップでの活動を盛り上げて行きたいと感じました。

津久見市海岸清掃参加

2月1日、津久見市の海岸清掃に参加しました。四浦半島の先のほうにある、大元という漁港の清掃を行いました。港に寄せてくるゴミはいろいろありましたが、釣り道具の袋や、海外のお菓子の袋などもありました。

海はつながっているので、一地域・一国だけで出来ることではないな、と改めて感じました。

最後に小雨の中、いつもの紙芝居をして解散しました。

津久見市長往訪

2月10日、来年度開催する日本世間遺産学会と、私たちの取組について、石川正史・津久見市長を訪問して説明・打ち合わせをしました。

石川市長は歴史の造詣が深く、来年度は津久見駅南側のエリアを中心として、10月下旬にあるふるさと振興祭と同時開催しよう、という話になりました。

日程は変わる予定もありますので、決定しましたら皆様にお知らせします。

九州風景街道ルート代表者会議・交流会参加

2月17日、博多駅近くで九州内の日本風景街道各ルート代表者の会議と、活動交流発表会がありましたので参加しました。

ルート代表者会議では、本年度九州風景街道が実施した、テーマ別意見交換会の結果とアンケート結果について共有があり、各参加者から感想等が発表されました。

来年度も同様のテーマ別意見交換会を実施すること、また、九州風景街道ののぼり旗を作成することが、事務局である九州地方整備局道路部道路計画第二課から報告されました。

午後の、活動交流発表会では、九州風景街道推進会議会長のJR九州名誉顧問である石原進氏から講演があり、3つのルート代表者を交えたパネルディスカッションがありました。

会場内では、各ルートのポスターやパンフレットが掲載されました。長崎や福岡では風景街道のパンフレットを作成するなど、広報にも積極的に取り組んでいるようでした。また、他の風景街道でものぼり旗を作成していました。

今後当風景街道においても、配布可能なパンフレット等の作成を検討してもよいかなと思いました。

海中ごみの動画SNS広告配信中!

2月18日から昨年度撮影した海中ゴミに関する動画を、SNS広告で発信しています。2月末まで実施予定です。

この取り組みは、県の森と海をつなぐ環境保全推進事業からの補助事業の一環として行っています。対象となる動画はこちらです。

自転車走行環境改善報告システム「チャリレポ」構築中

サイクル観光推進の一環として、自転車の走行環境の改善を目的とした、報告システムを構築中です。URLはこちら

「チャリレポ」と題し、自転車で通行している際に、穴ぼこや植生の道路わきからのはみ出しなど、よりよい自転車走行環境の実現のために、市民から報告を受けるような仕様になっています。

報告を受けた内容を、各道路管理者等にお伝えし、対応状況もこの「チャリレポ」で掲載・更新することが可能です。

元々、イギリスで開発された「FixMyStreet」というオープンソースを使っているため、まだメール等の文章を翻訳しているところです。

今後、各道路管理者等にご協力のお願いに伺い、正式な公開をしていく予定です。